グズザンポー!
久々の長いブログ更新です。サボってたんじゃなくて、他の国行ったり、日本に帰国していたりで、ブータンに関する話題が特に無かったもので・・・。誰も私の日本での生活、知りたくないでしょ?(笑)
大晦日にブータンに帰国?入国?して、一旦首都ティンプーの家に荷物を置いて、そのまま移動。
翌日正月の朝にはこの馬の群れに囲まれていました・・・(笑)

Thimphuの隣県、Paroにあるタイガーネスト(虎の巣)という意味の名を持つ「タクツァン僧院」にJICAのアンドウさんに誘って頂き登る事になりました。

バッチリカメラにポーズを取っている私、が、ウィンブレ上下という出で立ちがセンスの良さを感じさせますねTT

本来は歩いて登るらしいのですが、アンドウさんが馬で登ると言い出し、なし崩し的にJICAの若手隊員達も含めて全員で中腹まで馬で登る事になりました。
キャラバン、いざ、出発ー!!

目指すは高峰にある、あの豆粒の様な建物!しかし、高度が高いせいか、本当に青空が綺麗です。

中腹からは歩いて登りました。高地馴化してない事もあり、きつかったです!しんどかったので、写真撮っていません!省略!
で、目指す寺がうまく映るスポットで一枚!ここからさらに、一旦降りてから登るという行程の末、寺にたどり着きました。

「せっかくなので、上から寺を見下ろせる場所に登りたい!」という、若手JICA隊員に引きずられ、私もさらに登ってみました!

なかなかの絶景ポイントで一緒に登ったJICAの若手達(撮影係の比嘉除く)と記念撮影!

ついでにテンションあがって「ONE PIECE」のポーズも(笑)

下山し、ティンプーに帰ってから、2日間、ブータンに取材兼旅行で来られていた「五体不満足」の乙武氏に同行しました。身体のハンデを感じさせないバイタリティ溢れる、謙虚で楽しい人物でした。人の縁に感謝!

1月4日の午前中にThimphuを後にし、インド国境にあるGelephuへ向け一路南へ!っと言っても山国なので、真っ直ぐに目的地へは行けません(笑)
直線だと100km位なのですが、くねくねした山道を計256km登ったり降りたりしなくてはたどり着けません。
雪山を越え・・・

素晴らしい景色の高地を走り・・・

谷底に沿って走り・・・

崖沿いを走り・・・

標高が下がり、植物の種類が変り・・・

と、思ったら、霧の中をひた走り・・・

夕暮れの景色綺麗だなぁ・・・

んで、やっとGelephuにたどり着いたのは夜の8時頃・・・電灯も少なく、真っ暗でした・・・
で、何が目的でこんな南くんだりまで来たのかと言うと、まずはブータン人のコーチ向けの指導者養成コース。
日本からインストラクターの木村氏に来てもらい、5日間指導実践を中心にコーチの能力向上を図りました。

更には、日本でいう県毎にチームを編成した、U15世代の国体の視察。
全部で20県あるのですが、1県はあまりにも高地で(笑)サッカーチームが作れないらしく、ブータン全国の19県からU15とU13の2チームが集まる大会でした。

この黄色いスクールバスで、小さな国なのですが遠い所では2日以上かけて、この会場に集まってきます。

大会を視察中のコーチ陣・・・

ブータンでは、女性のレフェリーがとても多く、大人の男性の試合でも笛を吹きます。(比率で言えば、女性レフェリーの比率は日本を圧倒しているでしょう。)

各県の監督を女性がやっている事も珍しくありません!

ダンプさん1号!

ダンプさん2号!

でも、ちゃんと正装のキラを着ると可愛い?笑顔(笑)
南アジア専門家の埴田氏によると、皆さん、心は乙女だそうです・・・(笑)

その日に試合の無い子ども達は観戦をしなくてはならないのですが、飽きて謎のゲームに興じていました・・・

現地の私立の学校に子ども達は泊っていますが、コンクリートの地面を洗濯板代わりにして服を洗っていました。

校内の売店でお腹が減った子ども達は間食をしています。

そういえば、私、近くの宿に泊まっていたのですが、結構気に入った?料理が・・・
チーズポカラ・・・チーズの天ぷら?みたいなものでつまみに最適でした・・・。

ポークチョウメン・・・焼きそばみたいなもんですね。
インド国境が近い為か豚肉がThimphuで食べるよりも美味しく感じます。多分、新鮮なんだと思います・・・。(ブータンでは国内で殺生禁止!)

毎日これだと飽きるので、目玉焼きを追加して、ポークオムソバにしてみました(笑)

宿の食堂の従業員。インド国境だけあって、従業員はインド人です。
ブータン人はパスポート無しでインド入国可能。インド人もパスポート無しでブータン入国可能(検問あり)って事もあり、ボーダレスな感じです・・・。

このコックさん(25歳)、注文すると、3割位の確率で別のものが出てきます(朝食は5割です)(笑)
ビールを出すときはこうやっておかしな紙ナプキンの装飾をして出してくれます・・・(謎)

業を煮やしたシェフ埴田・・・自分でキッチンに入り作り出しました・・・

完食し満足げな埴田(笑)

さて、一番重要なここに来た目的、2019年度のアカデミーに加えるべき選手のセレクションです。
18歳~16歳はオープンセレクション(全国から90人位だったかな・・・・)
15歳~13歳は国体で良い選手をピックアップしてセレクションします。
セレクション会場の女子アカデミーに向かう道・・・凸凹の荒野みたいな感じです・・・この先に本当にグラウンドあるんかいな・・・?

荒地が続くよ、どこまでも・・・見晴らし良いねぇ・・・

ところがあるんです・・・こんな荒野に女子アカデミーが・・・

この人工芝のフットサル場は非常にクオリティ高かったなぁ・・・男子アカデミーにも欲しいなぁ…

そして、天然芝ピッチを製作中の広い空地の先には…

この冬に出来たばかり・・・というか、製作ほぼ終了気味(本当は12月には出来上がっている予定だったのですが・・・)の人工芝のフルピッチが・・・!!

朝行くと、女子アカデミーの選手達が地面で朝食を食べています・・・何で外??

聞くところによると、この左側の建物等がつい最近火事で焼けたらしく、キッチンも食堂も今、無いそうです・・・

で、どうするのかと言うと・・・
毎日がキャンプって感じで外で料理しているそうです・・・雨降ったらどうすんだろ・・・乾季で良かったね・・・(笑)

子犬の丸焼き!ではなく、調理後の炭が暖かいのか、子犬が寝ていました(笑)

2018年U18メンバー

2018年U15メンバー

2018年U12メンバー

このメンバー達の何人かは今回のセレクションに受かる事が出来ず、アカデミーを出なくてはなりません。指導者として不甲斐ない事です。昨年のセレクションでどういう選手の取り方をしたのかは知りませんが、選手選びをもっとしっかりやって、指導者が責任を持って育てなくてはならないと強く思いました。そして、指導者もっと増やして下さい・・・見切れないっす><
っという事で、気合を入れて選考した結果、今回のセレクションは本当に疲れました。
GKの埴田氏が今シーズンでブータンを去る事が決まっており、最後にアカデミーコーチングスタッフ皆で食事をしました。
次は暖かい場所でいいなぁ・・・(笑)

さて、国体も無事、全試合が終わり、閉会式です。

U13優勝Samtse県

U15優勝Chukha県

翌日、朝、Thimphuに戻る為にガソリンスタンドで給油中、僧侶っぽいおじいさん達が花と聖水っぽいのをくれます。
さすが、仏教を深く信仰しているブータン。
何かよー分からんがありがたや・・・と思ったら、「金よこせだって!(笑)」

日中25℃位になるGelephuからThimphuへ出発ー!

南国のやしの様な植物を見ながら一路北へ!

日本が架けた橋がいたる所に!Japanクオリティー!

途中の町で人工芝フルピッチを発見!

と、車を走らせる事7時間以上、雪山に戻ってきてしまった・・・寒いよー><

景色は素晴らしいんだけどね・・・同行の4人で観光気分でパシャリ!

ハイ、戻って来てしまったThimphuの気温、夜はマイナス2℃・・・家の水道、凍って水が出ませんでした・・・(笑)

現在建設中のアカデミー校舎・・・もうそろそろ半年経とうというのに、いまだ基礎部分だけ・・・日本なら2週間位かな?
ブータンは建設の速度が本当に遅いです・・・ま、日本が早過ぎるのかもしれませんが・・・改めて日本の建築ってすごいなぁ・・・。

さて、前回の最後を飾ったコイツ・・・

ブータン出国のおりに、知人宅(コイツの生まれた家)に預けていた所、ある夜中に犬が襲って来て、ビックリして飛び出したきり、行方不明になってしまいました・・・TT
ブータンに帰ってから連日捜索中ですが・・・どこいっちゃったのかなぁ・・・冬、こいついるとぬくいのですが・・・><
誰か、コイツ、見てませんかー?
さて、今回も非常に長いブログ、最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
次回はもう少し間を空けずに更新したいと思います。
では、また!
コメント
2019/02/10 URL 編集
Re: タイトルなし
2019/05/03 URL 編集